困るのは「会話」だとおっしゃる方、多いのではないでしょうか。昨今は、日本でもパーティー慣れされている方が増えてきているとはいえ、やはり知らない人と会話を楽しむ、ということはなかなか・・・という状況は多いのではないでしょうか。
ともすると、知っている仲間同士で固まる、国際社会であれば、日本人同士で固まる、ということにもなってしまうのでしょう。パーティーとは、そもそも何のために開催されるのでしょうか。知っている人同士が盛り上がるだけであれば、パーティーになどこなくてもよいですよね。
パーティーとは、あたりさわりなく、たくさんの人と会話をし、「人脈」を広げることにあるのです。パーティーでの会話には、「真理を突きつめる」話は必要ない、といっても過言ではありません。「そもそも政治とは・・・」などという会話は必要ないし、「このパーティーで生涯の友を見つけるんだ」と意気込む必要もありません。また、自分がいかに主催者や主賓と懇意であるかを見せ付けたいのか、長々と話しこんでいる方をお見かけしますが、早く主賓や主催者にご挨拶したいと思って、待っている招待客を尻目に、そういった行為はスマートとはいえませんし、社交上手であるとも思えません。
また、カップルでパーティーに出席するのは、パーティーの基本的なスタイルですから当然なのですが、会場についてもずっと仲良くひっついているのは、れっきとした大人の社交とは程遠いものです。周囲から見て、どんなに仲のよいカップルであっても、少しよそよそしい程度のほうが好感が持てます。パーティーではあたりさわりなく、幅広く会話を楽しみ人脈を広げるのが主旨ですから、パートナーが他の異性と会話を楽しんでいるときに妬いたり、邪魔をしたりするのは子供っぽい人、と思われてもしかたないでしょう。